PLAについて

About PLAPLAとは

とうもろこしイメージ

化学原料を使用しない、環境に優しい植物由来の繊維

PLAとは、「ポリ乳酸繊維」のことで、従来の素材と違い、石油を一切使わないECOな素材と言われています。原料はトウモロコシに含まれるデンプンで、このトウモロコシ由来のデンプンを乳酸菌により発酵させ、ポリ乳酸を作り線維化したものです。

人肌と同じ弱酸性で抗菌作用を持ち、手術の際に抜歯しなくても人間の体に分解吸収される縫合糸としても使用されるほど、生体適合性を有する、人体にとても優しい素材です。

PLAの持続可能なサイクルイメージ

生体分解で土中に戻り、持続可能なサイクルを維持

PLAの最大の特徴は、サスティナブル=持続可能性があることです。

土に埋めると土中や水中の微生物の栄養源として生体分解され、水と炭酸ガスとして分解されます。こうして土に戻ったPLAは、トウモロコシの肥料として栽培に使われ、育ったトウモロコシがまたPLAとして加工されるという、持続可能なサイクルを実現しています。

ReasonどうしてPLAが必要なのか

ポリエステル素材イメージ

繊維の現状 ― 殆どが石油由来の化学繊維

現在、繊維として利用されているもののほとんどがポリエステル・ナイロンに代表される石油由来の化学繊維です。不織布マスクに使われる石油系プラスチックだけでも国内で年間1万トンを超える消費量があり、製造コスト・環境負担の点で問題視されています。

工場からのCO2排出イメージ

自然・人体への影響

石油由来の繊維は廃棄後もそのまま自然に還らず残ってしまい、焼却すると大量のCO2を排出します。また、アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎の原因の一つとも言われ、人体・環境ともに悪影響が認められています。

環境や人体にも配慮したPLAを利用した素材
「SUSTAINICE®

SUSTAINICE®は、株式会社グロウが開発・プロデュースした、PLAを使用する商品ブランドです。

ものづくりは低コストオンリーの時代が終わり、こだわりと役割を意識した開発が求められる時代になってきています。SUSTAINICE®は環境・人体への配慮を前提とした、再生可能な素材を用いた展開を行っていきます。

PointSUSTAINICEの特徴

再生可能性のあるPLA(=ポリ乳酸繊維)を使用

SUSTAINICEはトウモロコシを原料としたPLAを素材として使用し、廃棄後も土中で生体分解され、環境への負荷を抑えているのが最大の特徴です。環境負荷が少なく、エコ意識の高い商品ブランドです。

人体に優しく機能性に優れる

SUSTAINICEはPLAを利用しているため、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の方でもご利用いただきやすくなっています。

人肌と同じ弱酸性で、抗菌性を持ち、抗ダニ機能も備えています。通気性や速乾性も高く、昨今のコロナ禍においての素材として優れた特性を持ちます。

PerformanceSUSTAINICEの導入実績

工業用品
フィルム/プリンター用フィラメント
食品用パッケージ・容器
トレイ/レジ袋/ティーバック/水切りネット
農業土木関連
農業シート/園芸ネット/土木用ロープ
アパレル商品
ボディタオル
           

Greeting代表挨拶

株式会社グロウのホームページをご覧いただきありがとうございます。

弊社は、日本国内の大手百貨店アパレルやSPAアパレルショップに向けた企画、特殊加工を含む製品の製造管理、輸入管理、国内検品仕上げまでをオールインワンで行っているアパレル会社です。生産から納品まで一括で管理しているため、安定した品質とスピードでご希望通りの商品をご提供させていただきます。

業界歴40年以上の経験を活かし、最善の企画立案と精度の高いご提案をお約束いたします。お客様の品質保証・決められた納期内で付加価値のある商品をご提供・価値ある価格での供給をモットーに日々精進しております。


私自身はもともと大手アパレルに努めておりアパレル業界には40年以上関わっております。当時は日本国内生産が主流であったがアパレル業界も海外生産にシフトした時代を経験し韓国はもとより中国での縫製現場の歴史を体験し現在に至る。

2020年に商標登録した「SUSTAINICE -サスティナイス-」は、ポリエステルやナイロンなどの石油系の化学原料を一切使用していないトウモロコシ繊維です。トウモロコシに含まれるデンプンを発酵させて繊維化させた合成繊維「PLA」(ポリ乳酸繊 維)を使用しており人体にも環境にも優しいSDGs商品になります。

「SUSTAINICE -サスティナイス-」というサスティナブルなオリジナルブランドやGROW×大社カリンコラボのサスティナブルファッションも展開していました。今後も新たに商品開発を進めて参ります。